ブルックリン橋入り口に巨大彫刻 解釈で波紋広がる

 ブルックリン橋のブルックリン区側入り口付近の交差点に8日、新しく登場した巨大彫刻「Unity(結束)」の解釈を巡り、波紋が広がっている。人差し指を空に突き上げている姿が、「イスラム過激派組織ISのタウヒード(神の一体性)の仕草に似ている」と嫌悪する声の他、「スポーツ試合の勝利を示しているのでは」との好意的な感想も。ニューヨークポストが10日、報じた。ニューヨーク市文化事業部の職員は「野心と向上心を表現したもの」と強調している。

ブロンズ製の彫刻は高さ22.5フィート(約7メートル)。ニュージャージー州出身のコンセプチュアルアーティスト、ハンク・ウィル・トーマス(43)が制作。ニューヨーク市建築デザインサービス局の公式ツイッター(@NYCDDC)より

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