受刑者の自殺未遂、見過ごした可能性 ライカーズ刑務所の看守

 ライカーズ刑務所で11月28日、受刑者の少年が独房で自殺を図ろうとしているところを看守が見過ごしていたとして、ニューヨーク市矯正局が捜査を行っている。見過ごした疑いが持たれている看守4人は現在、停職となっている。各メディアが3日、報じた。
 報道によると、同刑務所に服役中のニコラス・フェリシアーノ(18)は28日、パイプと自身が着用する囚人服を使って天井から首を吊り、自殺を図った。しかし監視カメラの映像によると、近くにいた看守がその様子を目撃しながら、最低でも7分間見過ごしていた可能性がある。
 矯正局の刑務官は声明で、看守を解雇処分にする可能性もあると発表。ニコラス受刑者は現在、病院に搬送され、昏睡状態だという。

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