日系旅行代理店のIACEトラベルは12日、マンハッタン区の日本クラブで創立50周年記念祝賀会を開催、招待客が多数詰め掛けた。
在ニューヨーク日本国総領事館の山野内勘二大使のあいさつと、ジャパン・ソサエティー前理事長の櫻井本篤さんが乾杯の音頭をとり、晴れ晴れしい雰囲気の中、開始。IACEトラベルの代表取締役会長 、石田圭子さんは、「50年続けてこられて、感無量。日頃、そして長年お世話になっている方々はもちろん、1番ありがたいのは、弊社の社員たち。皆に助けられてここまでやってこられた。心から『自慢の社員』に感謝している」と謝辞を述べ、この先「10年、20年と、温かい目で見守っていただければ、50年先もやっていけると思う。今後ともスタッフ一同よろしくお願いいたします」とあいさつした。
続いて代表取締役社長の 長谷川大介さんが、「グローバル化が進む中、わが社の目標はお客様のニーズにお応えできるよう米国を越えてネットワークを拡大していくこと」と前置きをした後、今秋、初のヨーロッパ拠点としてロンドンに進出する予定であることを明らかにした。長谷川さんは「先代は、この50年で日米のお客様から信頼を得るとともにビジネスの基盤を築いてきた。今後は築いてきたネットワークを旅行業と新事業に活かし、時代に応じた体制を築くことが鍵になると思う。わが社の1番の強みである人材を総結集して、『世界のIACE』になれるよう努力していく」と決意を新たにした。
左から長谷川さん、石田さん、
IACEトラベルジャパンの会長、石黒さん、
IACEトラベルジャパンの社長、西澤さん
