FRB、景気回復 21年末まで パウエル議長、ワクチン必要

 【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、17日放映の米CBSテレビインタビューで、新型コロナウイルスの感染拡大で悪化した米景気の回復過程が2021年末までかかる可能性があり、完全回復にはワクチン開発が必要との認識を示した。
 議長は米経済の回復見通しについて「しばらく時間がかかるかもしれない。来年末まで長引きうる」と述べた。さらに、完全な景気回復のために「人々が安全だと確信が持てるようになる必要があり、ワクチンの到着を待たねばならないかもしれない」と指摘した。

パウエル議長 (Federalreserve / www.flickr.com/photos/ federalreserve/498 34078518/)

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