「膝をどけろと声上げよ」 追悼式で黒人指導者が呼び掛け

 【ニューヨーク共同】米中西部ミネソタ州で白人警官に暴行され死亡した黒人男性ジョージ・フロイドさん=当時(46)=の追悼式が4日、同州ミネアポリスで営まれた。黒人運動の有力指導者アル・シャープトン師は弔辞で「われわれ黒人が望む存在になれないのは、首を膝で押さえ付けられているからだ」と強調し「今こそ立ち上がり、膝をどけろと声を上げる時だ」と訴えた。
 シャープトン師は、トランプ大統領のスローガン「米国を再び偉大に」を引用し「黒人にとって偉大だったことは一度もない」と指摘した。
 9日にはフロイドさんの出身地、南部テキサス州ヒューストンで葬儀が営まれる。

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