「憎悪犯罪もうたくさん」と遺族 黒人男性葬儀で差別ない社会訴え

 【ロサンゼルス共同】米中西部ミネソタ州で白人警官に暴行され死亡した黒人男性ジョージ・フロイドさん(46)の葬儀が9日、故郷の南部テキサス州ヒューストンの教会で営まれた。フロイドさんのめいは「ヘイトクライム(憎悪犯罪)はもうたくさん」と力を込め、人種差別のない社会の実現を訴えた。遺体は母親が眠るヒューストン郊外の墓地に埋葬される。
 葬儀には親族のほか、ヒューストン市長、連邦下院議員ら招待者を含む計数百人が出席。参列者は教会に響き渡るゴスペルの調べや親族らのことばに聞き入り、フロイドさんの人柄をしのんで最後の別れを惜しんだ。

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