アマゾンが業者の情報不正使用か 欧州委、競争法違反の見解

 【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)欧州委員会は、米インターネット通販大手アマゾン・コムが運営する「マーケットプレイス」に出品する小売業者の販売情報を収集・使用していることを巡り、EU競争法(日本の独占禁止法に相当)違反の疑いがあるとの暫定見解を示す「異議告知書」を、月内にも同社に送る方針だ。米紙ウォールストリート・ジャーナルが12日までに報じた。
 同紙によると、欧州委はアマゾンがマーケットプレイス出品者の情報を使って、競合する類似商品を販売したと問題視。米当局もアマゾンの商慣行を巡り、独占禁止法(反トラスト法)に関する調査をしている。

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