【ロサンゼルス共同】米西部カリフォルニア州のニューソム知事は19日、延焼が続く山火事の件数が計367件に上っていると明らかにした。米メディアによると、焼失面積は計約1200平方キロに及んでいる。米西部は厳しい熱波に見舞われているほか、落雷が多発し、火災につながっているとみられている。
ニューソム氏は18日、州内全域を対象に非常事態を宣言。消火活動に全力を挙げるとともに、住民に警戒を呼び掛けている。
州中部フレズノ郡で19日、消火活動に当たっていた民間ヘリコプターが墜落し、操縦士1人が死亡。現場で新たな山火事も発生した。
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