FRB、積極的な景気刺激継続へ 日程目標も議論

 【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)は19日、事実上のゼロ金利継続を決めた7月28、29日の連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録を公開した。新型コロナウイルス感染症の再拡大への懸念から積極的な景気刺激策を長期的に続ける方針で一致。将来のゼロ金利解除に向けて日程的な目標を設けることも議論した。
 FOMCでは主要政策金利を年0〜0・25%に据え置き、量的緩和策も維持した。米経済の行方は「非常に不透明なコロナ次第だ」との認識を改めて共有。経済再開に伴う感染再拡大で6月中旬以降に景気回復が鈍化しており、緩和策を続けることで一致した。

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