米、量的緩和を長期継続 FRB、成長率2・4%減

 【ワシントン共同】米国の中央銀行、連邦準備制度理事会(FRB)は16日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う景気下支えのため、量的緩和策の継続方針を一段と強化した。雇用の最大化や物価安定の目標に向けて「実質的なさらなる進展があるまで現行以上の資産購入を続ける」と明示した。2020年10~12月期の実質成長率が前年同期比でマイナス2・4%になる見通しも示した。
 この日の連邦公開市場委員会(FOMC)で決定した。成長率の予測は9月時点のマイナス3・7%よりも上方修正したが、米国では新型コロナの再拡大による打撃が広がる。

>>> 最新のニュース一覧はこちら <<<

タグ :  ,