ニュージャージー日本人学校
The New Jersey Japanese School
校長 菱沼 省二
10月17日にニュージャージーに赴任した、新任校長の菱沼省二（東京都 中学校 教員歴40年）です。最初の児童生徒集会（11/５）で、「心がこもった挨拶をしよう」と呼びかけました。校内で挨拶した時に、友達に元気を与える。仲間が優しさ・おもいやりを感じられる。町ゆくアメリカ人が、“good morning”と言ってくれるような雰囲気（表情、口調、身振り等）を出す。
集会から１ケ月経ちました。児童生徒は、それぞれが講話のことを意識し、ニュージャージー日本人学校のムードをさらに良くしようと工夫（口調、表情、視線等）してあいさつしています。
コロナの影響がある日常生活、学校生活ではありますが、今の現実を前向きに捉え、前進していける学校運営を、児童生徒＋保護者＋教職員＋地域＋教育審議会のチームワークで作り上げたいと考えています。情報共有・意見交換から、よりよい行動選択をしたいので、ご意見をたくさん聞かせてください。よろしくお願いします。
宮嵜 ゆかり
PTO 会長 宮嵜 ゆかり
新年明けましておめでとうございます。
ニュージャージー日本人学校は、昨年文部科学省からの支援を受け、ICTを継続して活用する教育体制の構築を目的に、各種設備が整備されました。そのおかげでコロナ禍においても子ども達はより積極的に授業に参加し、学習に更なる興味や関心を高めることができています。また、小中一貫校で学年を越えた交流があり、思いやりと豊かな心を育んでいます。
経験豊かな米国人講師によるESL教育では、児童生徒のレベルに合わせた授業により、自然に英語を習得しています。また、日本から派遣された先生方のご指導のおかげで、確かな学力を身につけ、学校生活の様々な場面・経験を通して自分の考えを持てるようになっています。今年度は、Be Positiveを学校目標に掲げ、コロナ禍のなかでも気持ちを明るく、児童生徒一人一人が前向きに取り組む環境が整った大変魅力的な学校です。
磯貝洋人
生徒会長8 年生 磯貝洋人
コロナ禍の中ですが、新年を迎えられたことを非常にうれしく思います。まず、私が通っているニュージャージー日本人学校の魅力として他学年との交流が盛んな点が上げられます。今年度は新型コロナウイルスの影響があり、例年通り全校児童生徒で集まるレクを開催することはできませんでしたが、ズームを使って全校レクや中等部レクを行うことができました。また、私の学校の先生は文部科学省から選ばれた先生が揃っており、高い教育能力を持っています。例えば数学では毎回単元が終わるごとにレポートを作成し、その後クラスで発表も行っています。さらに、新型コロナウイルスの影響で学校再開が困難な中でも、先生たちのおかげでズームを使った遠隔授業にも素早く対応し授業を行うことができました。授業のレベルも対面の時と遜色なく、家にいながらもクラスメートの顔を見ることができて安心しました。今年、２０２１年も学校の代表としてニュージャージー日本人学校を、さらに盛り上げていきたいと思います。
