米国の大都市で銃犯罪が急増 コロナ拡大とともに治安悪化か

 【ニューヨーク共同】米国のニューヨークやシカゴ、ロサンゼルスなどの大都市で昨年、銃犯罪と殺人の発生件数が急増した。昨年30万人以上が市外に転居したとされるニューヨークでは、新型コロナウイルス感染拡大とともに治安悪化を理由に挙げる人が多い。各都市で治安対策が緊急課題に浮上している。

 米メディアによると、昨年ニューヨークで起きた銃撃事件は約1500件で一昨年の倍。殺人は約460件で5割近く増えた。シカゴでも銃撃と殺人は一昨年に比べてそれぞれ5割以上増、ロサンゼルス、首都ワシントンも同様の傾向だった。

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