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【武漢共同】新型コロナウイルスの起源を中国湖北省武漢で調べている世界保健機関(WHO)の国際調査団は1日、感染症対応の専門機関、湖北省疾病予防コントロールセンターを視察した。関係者によると、トランプ前米政権がウイルス起源と疑った中国科学院武漢ウイルス研究所を今週中にも訪れる。
調査団は同センターを約4時間半視察。流行初期に疫学的調査を担った中国側の専門家らと情報交換したとみられる。地元報道によると、同センターは高度な研究設備を備え、新型コロナの遺伝情報解析などをした。
関係者によると、武漢での調査は11日に始まる春節(旧正月)の連休前に終わる見通し。