北朝鮮、上限の「数倍」を密輸入

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 【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会の北朝鮮制裁委員会の下で制裁違反の有無を調べる専門家パネルが、安保理制裁で年間50万バレルに上限が定められている北朝鮮への石油精製品の供給について、北朝鮮が上限の「数倍」の量を昨年密輸入したとみていることが5日、分かった。同日までに制裁委に提出した年次報告書要旨を共同通信が入手した。

 北朝鮮は新型コロナ対策で国境封鎖など厳格な移動制限を設ける中でも、海上で積み荷を移し替える「瀬取り」の手口で密輸入は継続。日米英など各国は連携して洋上の警戒監視に当たっているが、依然として制裁逃れが横行している状況が明らかになった。