対トランプ氏訴訟が「無効」

By 共同通信

 【ワシントン共同】米連邦最高裁は5日、トランプ前大統領がツイッターで自身を批判する投稿をしたアカウントをブロックしたことが言論の自由の侵害に当たるかどうか問われた訴訟で、トランプ氏が既に大統領を退任してアカウントも永久停止されたことを理由に、訴訟自体を「無効」と判断して退けた。

 アカウントをブロックされた人たちが、憲法で保障された言論の自由の侵害だとして提訴。ニューヨークの連邦高裁はトランプ氏が大統領として国民に向けて恒常的にツイッターで発信していたとして、批判する者をブロックするのは違憲との判決を出していた。最高裁判決は合憲性の判断に踏み込まなかった。

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