大谷、史上初の米球宴二刀流出場 1回無失点で勝ち投手

 

 

大谷、史上初の米球宴二刀流出場

1回無失点で勝ち投手

 

オールスター戦の1回、先発したエンゼルス・大谷=13日、デンバー(共同)
オールスター戦の3回、一ゴロに倒れるエンゼルス・大谷=13日、デンバー(共同)

 

 【デンバー(米コロラド州)共同】米大リーグのオールスター戦は13日、コロラド州デンバーのクアーズ・フィールドで開催され、エンゼルスの大谷翔平(27)がア・リーグの先発投手と「1番・指名打者(DH)」で史上初の投打の「二刀流」による先発出場を果たし、1回を無安打無失点で勝利投手になった。日本選手では2019年のヤンキースの田中将大以来2人目。試合は5―2だった。

 大谷は、投手では打者3人を完璧に抑え、一回限りで降板。打者では2打数無安打で五回に代打を送られた。

 マリナーズの菊池雄星投手も選出されたが、コンディション不良でプレーしなかった。

オールスター戦の1回を投げ終え、ベンチでチームメートとタッチを交わすエンゼルス・大谷=デンバー(共同)
オールスター戦のベンチで試合を見つめるエンゼルス・大谷(中央)とマリナーズ・菊池(その右)=13日、デンバー(共同)
エンゼルス・大谷(左)とマリナーズ・菊池(右)は岩手県花巻東高校野球部の後輩と先輩。甲子園から日本プロ野球、米大リーグへと進み、共に今年のオールスターゲーム選出の偉業を成し遂げた。(Photo:エンゼルスの公式Twitter=13日)


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