自民総裁選、4氏の争い

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共同通信
自民党総裁選に立候補を表明した4氏。右から経団連会長と会談し取材に答える岸田前政調会長、報道各社のインタビューに答える河野行革相、地方議員とリモート対話した高市前総務相、出馬表明し取材に答える野田幹事長代行=16日、東京都内

 菅義偉首相の退陣表明に伴う自民党総裁選が17日告示される。岸田文雄前政調会長、河野太郎行政改革担当相、高市早苗前総務相の3氏が立候補。野田聖子幹事長代行は16日、課題とされてきた推薦人20人を確保できたとして、出馬を表明した。首相の後継「ポスト菅」のレースは、4氏が争う構図が確定的となった。複数の女性出馬は初となる。党内7派閥のうち6派閥が事実上の自主投票となる方向で、混戦は必至だ。4氏は支持拡大へ精力的に動いた。

 野田氏は16日、記者団の取材に応じ、出馬を明言した。自らが取り組んできた女性や障害者に関する政策などを他の3人は打ち出していないと指摘した。

野田聖子幹事長代行