米共和党の対応は「無謀で危険」

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共同通信

 【ワシントン共同】バイデン米大統領は4日、連邦政府の借入限度額を定めた債務上限の一時凍結に協力しない野党共和党の対応を「非常に無謀で危険だ」と批判した。議会が対応しなければ米国債やドルの信用を失い、米経済が「壊滅的な事態」に陥りかねないと危機感を示した。

 債務上限を巡っては、トランプ前政権下の2019年7月に2年間の適用停止を超党派で実施。今年8月に上限が復活し、議会が凍結や引き上げ措置を講じなければ10月18日にも政府の資金が枯渇する恐れが出ている。

 バイデン氏は「国を救う手伝いをしたくないならば邪魔をするな」と、共和党をけん制した。