偽ニュース攻撃と批判

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共同通信

 ロシアのラブロフ外相は4日、モスクワで国連人道問題調整室(OCHA)のグリフィス室長(事務次長)と会談、ウクライナの首都キーウ(キエフ)近郊ブチャでロシア軍の撤退後に多数の市民の遺体が見つかった問題について「フェイク(偽)ニュースによるウクライナ側のロシア攻撃だ」と批判した。タス通信が伝えた。

 ラブロフ氏は、ロシア軍は先月30日にブチャを離れ、ブチャの市長は31日に「全て順調だ」と語っていたと指摘。その2日後に惨状が明らかになったというのは不自然だと主張した。