ウクライナ性暴力124件

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共同通信

 【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は6日、ウクライナ情勢を巡る公開会合を開いた。国連で紛争地の性暴力問題を担当するパッテン事務総長特別代表は、ウクライナ各地で性暴力被害の訴えが3日までに124件あったと明らかにした。「経験上、氷山の一角だ」として各国に対策を講じるよう求めた。

 6月の安保理議長国を務めるアルバニアが会合を設定。性暴力や人身売買がテーマで、ロシア軍によるウクライナでの性暴力を非難し、調査の必要性を呼びかける声が各国から上がった。