侵攻、有害な「男性らしさ」の例

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共同通信
17日、ウクライナ・キーウで写真撮影するゼレンスキー大統領(右)とジョンソン英首相(ウクライナ大統領府提供・AP=共同)

 【マドリード共同】英国のジョンソン首相はロシアのウクライナ侵攻を巡り「もしプーチン(ロシア大統領)が女性だったら、正気を失った男性的な侵攻や暴力に乗り出さなかったと思う」と述べた。ドイツ公共放送ZDFの取材に応じた内容として英BBC放送などが29日伝えた。

 ジョンソン氏は、ジェンダーの平等や教育の重要性について語る中で「より多くの女性が権力の座に就く必要がある」と強調。プーチン氏に言及した上で「彼がウクライナでしていることこそが、有害な『男性らしさ』の絶好の例だ」と指摘した。