サウジとの「連合模索」

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共同通信
14日、イスラエル・テルアビブでラピド首相(右)と会談したバイデン米大統領(イスラエル政府提供・ゲッティ=共同)

 【エルサレム共同】就任以来初の中東歴訪を始めたバイデン米大統領は14日、最初の訪問国イスラエルでラピド首相と会談した。会談後、ラピド氏は報道陣に、イラン問題について議論したと説明、両国が対イランで利害が共通するサウジアラビアと「緩やかな連合の設立を模索している」と語った。

 ペルシャ湾岸のアラブ諸国の盟主サウジと米イスラエルが連携を深めれば、中東でイランの孤立を深めることにつながる。

 両首脳は会談終了後、オンラインでインドのモディ首相、アラブ首長国連邦(UAE)のムハンマド大統領も交えた4首脳会合に出席した。