19省庁で検索結果に偽サイト

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共同通信
米マイクロソフトのロゴ(ロイター=共同)

 米マイクロソフトの検索サービス「Bing(ビング)」を使うと、内閣府や文部科学省など少なくとも19省庁と複数の自治体で、偽サイトが検索結果に表示される問題が起きていたことが19日、内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)への取材で分かった。偽サイトを訪れるとコンピューターウイルスに感染したり、不正なサイトに誘導されたりする恐れがあった。

 日本マイクロソフトは「問題は把握しており、すでに対処した」と説明している。

 調査会社アウンコンサルティング(東京)によると、国内の検索サービスのシェアはグーグルの約88%に対し、ビングは約11%にとどまる。