NY市長、テキサス州からの移民を歓迎 シェルター・教育・食事で支援

 

 

NY市長、テキサス州からの移民を歓迎

シェルター・教育・食事で支援

 

テキサスから到着した移民を出迎えるアダムズ市長(Photo: アダムズ市長の公式ツイッター(@NYCMayor)より)

 

 ニューヨーク市のアダムズ市長は7日朝、テキサス州から移送されてきた移民をポートオーソリティーのバスターミナルで歓迎した。同日、amニューヨークが報じた。

 テキサス州アボット知事は国境を超えて流入してくる移民をバスでニューヨーク市などに移動させる政策を採用。今回のバスは2便目で、3歳児を含む50人近い移民がバスから降りた。「私はこの現場で移民を出迎えたかった」とアダムズ氏。「難民に対する支援を最後まで見届ける」と続けた。自由の女神が象徴するように、ニューヨーク市は移民の街。不法移民も受け入れる聖域になっている。この日はタクシー運転手組合「タクシー・ワーカー・アライアンス」のメンバーもバスから降りた移民をシェルターまで送り届けた。

 アダムズ氏は「アボット知事は思いやりの心がない」と批判。バスに乗せられた移民は行き先を正確に告げられなかったのではとの懸念も表明した。ただ、法的手段に訴える気持ちはないようで「それは連邦政府の仕事。我々は、シェルター、教育、食事など大切な支援提供に注力する」と指摘。「多くはニューヨーク市に留まるようだ。別に最終目的地のある移民はそこに行くまで市が面倒を見る」と話した。

マンハッタンのポートオーソリオティ・バスターミナルに到着するテキサスからの移民を乗せたバス(Photo: アダムズ市長の公式ツイッター(@NYCMayor)より=7日)
Photo: アダムズ市長の公式ツイッター(@NYCMayor)より=7日


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