7月大雨、激甚災害決定

Published by
共同通信

 政府は13日、宮城県などで被害が出た7月の大雨を激甚災害に指定すると閣議決定した。農地にたまった水を取り除く土地改良区の補助事業で10分の9を国庫から支出し、被災した自治体の負担を軽減する。

 7月14日からの大雨は、田畑の冠水で農作物などに大きな被害をもたらした。総務省消防庁の8月2日時点のまとめでは、死者1人。住宅被害は1700棟を超え、このうち約9割は宮城県だった。

 激甚災害は、インフラや農業施設などの被害額が一定基準を超えた場合に政府が指定する。