シティバイク、3ドルの上限を廃止 マンハッタン区以外での長時間利用 

 

 

シティバイク、3ドルの上限を廃止

マンハッタン区以外での長時間利用 

 

 

シティバイクのeバイク(手前)=11月2日、クイーンズ区内で撮影(Photo: 本紙)

 

 自転車シェアプログラム「シティバイク」を運営するリフト(Lyft)は10月27日、マンハッタン区以外でeバイクを長時間利用する年間会員の料金の上限を廃止した。amニューヨークが報じた。  26日以前は、年間会員がeバイクをクイーンズ区とブルックリン区間で利用すると、料金は3ドルが上限だった。27日からは上限がなくなり、1分あたり0.15ドルの支払いが必要となった。例えば、クイーンズ区アストリアからブルックリン区クラウンハイツまでの55分の通勤は、年会費185ドルを支払っている会員の場合、8.25ドルかかることになる。

 リフトによれば、マンハッタン区以外での料金に上限が設けられていたのは、バックエンドの不具合によるもので、一部のeバイクの利用料金が低く設定されていたことが最近判明したという。影響を受けたのは、今年に入ってからこれまでのeバイクとアナログバイクを合わせたシティバイクの総利用数の1%程度。現在は修正されている。

 シティバイクのウェブサイトには、アプリ機能を修正する前は「マンハッタン区以外を出発地又は到着地とする場合」に料金の上限が適用されると記されていたが、現在は、「マンハッタン区を出発地又は到着地とする場合」に変更されている。上限が適用されるのは45分間までで、それ以降は1分ごとに0.15ドルが加算される。

 


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