中国が攻撃用新無人機誇示

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共同通信

 【上海共同】中国広東省珠海市で8日、中国空軍や軍事企業が主催する国際航空宇宙ショーが開幕した。会場では偵察と攻撃に対応する国産新型無人機の「翼竜3」を初めて展示。習近平指導部が軍事力を誇示し、台湾をけん制する場になりそうだ。13日まで。

 中国国防省や中国メディアなどによると、航空ショーでは台湾の防空識別圏に相次いで進入している戦闘機「殲16」なども披露。最新鋭ステルス戦闘機「殲20」のデモ飛行も行われた。中国初の国産中型ジェット旅客機「C919」のデモ飛行も予定される。

 翼竜3は国有の中国航空工業集団(AVIC)が開発した。