NY株小幅反落、39ドル安

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共同通信
ニューヨーク・ウォール街にある標識(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】16日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は小幅反落し、前日比39.09ドル安の3万3553.83ドルで取引を終えた。物価高や景気悪化を背景に米個人消費が減速するとの懸念が高まり、リスク回避の売り注文が優勢となった。

 ディスカウントストア大手のターゲットが消費者の節約志向を理由に、年末商戦を含めた期間の業績見通しを下方修正したのが嫌気された。ただ、医薬品など景気動向に左右されにくい銘柄を物色する動きもあり、下げ幅は限られた。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数も反落し、174.75ポイント安の1万1183.66。