鉄道車内での飲酒取り締まり メトロノースやロングアイランド鉄道、サンタコン対策で10日

 

 

鉄道車内での飲酒取り締まり

メトロノースやロングアイランド鉄道、サンタコン対策で10日

 

写 真はイメージ
サンタコン当日のNY市内の様子=2016年12月(Photo: 本紙)

 

 MTAは今週末、メトロノース鉄道とロングアイランド鉄道(LIRR)の車内での飲酒を禁止する。9日、NBCニューヨークが報じた。ニューヨーク市内では10日、ホーボーケンでは17日にそれぞれ開催される「サンタコン」。ニュージャージー・トランジット(NJT)は10日と17日の両土曜日、電車やバスの車内を飲酒禁止にすると発表した。

 サンタコンはサンタクロースのコスチュームで集まる毎年恒例のイベント。例年は参加者がバーなどを巡って飲み歩くため、酔っ払いの迷惑行為が問題になっている。主催者はホームページで「子供や警官、バーのスタッフに迷惑をかけないように」と呼びかけている。 MTAの鉄道警察本部は警官を増員して取り締まりを強化する。ミューラー本部長は「安全で規律正しい電車の運行が最優先」と指摘。「全ての利用者がスムーズかつ遅延なく目的地に到着し、ホリデーシーズンを楽しんでもらいたい」と話した。

 市内のサンタコンは10日午前10時、ブロードウェーと40丁目の角のクリスマス・スペクタキュラーでキックオフ。ミッドタウンやイーストビレッジでは50軒以上のバーやクラブが協賛し、サンタクロースを歓迎する。参加は無料だが、15ドルの寄付を受け付けている。

 


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