衆院解散は「可能性の問題」

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共同通信
年頭の記者会見を終え、引き揚げる岸田首相=4日午後、三重県伊勢市

 岸田文雄首相は4日の記者会見で、防衛費増額に伴う増税の開始前に衆院解散・総選挙に踏み切るとの見通しを示した自身のテレビ番組での発言を巡り「結果として税が上がる前に選挙があることも日程上、可能性の問題としてあり得るということを申し上げた」と説明した。衆院解散は「専権事項として時の首相が判断する」とも語り、トーンダウンを図ったとみられる。

 同時に、2025年10月に衆院議員は任期満了を迎えるとして「それまでに衆院選はいつでもあり得る」とも指摘した。