やめた方が垢抜ける!やりがちなNGメイクとOKメイクを徹底解説

世界で活躍!メイクアップアーティストKENTO UTSUBOのコスメニュース

第9回 やめた方が垢抜ける!やりがちなNGメイクとOKメイクを徹底解説

メイクが上手くなりたい人ほどやりがちなNGメイクと、プロのテクニック満載のOKメイクの違いを、ニューヨークで活躍するメイクアップアーティスト・KENTOが徹底解説。モデルさんの顔の左側にOKメイク、右側にNGメイクをして、比較すると違いは一目瞭然。プロのテクニックで普段のメイクに磨きをかけよう。

NGその① 化粧下地を塗らない 
下地を塗る/塗らないでは仕上がりに大きな差が。下地を塗ることで毛穴や肌の赤み、シミ、凹凸などが目立たなくなりキメが整う。その上からファンデーションを塗ることにより均一な肌が作れる。量は多くなくてよいので、毛穴の中にしっかりと塗り込んでいくように、薄く全体に伸ばすのがポイント。

NGその② ファンデーションを全体にベタ塗り
ベタ塗りすると肌が綺麗に見えなくなる。ファンデーションを塗るときは、おでこ・頬・鼻頭・あご先などにポイントで置き、内から外に向かって伸ばしていくのが、ツヤも出るプロのテクニック。

肌の広いところに置いたファンデーションを外に向かって伸ばしていく。
Photo: KENTO MAKEUP

NGその③ 目のキワにコンシーラーをたくさんの乗せる
隠したいからといって目のキワに量を沢山乗せるようにコンシーラーを塗るのはNG。目の影からブレンディングしていくのが◎。ハイライト効果も意識し、くすんでいる箇所に塗るのも効果的。

NGその④ 濃い色のアイシャドウを全体にベタ塗り
濃い色は目のキワから入れ、下から上に広がっていくように塗りブレンディング。瞼の真ん中に明るい色を入れて凹凸感を出す。

NGその⑤ アイライナーを太く・長く入れすぎる/目のキワからズレる/目頭からしっかり入れる
ブラシを持たない方の手指で目尻を斜め上に持ち上げながら、瞼のキワを真ん中から外向かって入れる。角度を決めて塗るのがポイント。

Photo: KENTO MAKEUP

NGその⑥ マスカラを塗りながらまつげを引っ張る/まつげがダマになる
マスカラを塗るときはまつげを根本からしっかりキャッチして塗る。ダマになったらコームを使って整える。

Photo: KENTO MAKEUP

NGその⑦ 骨格を無視してチークやシェーディングを入れる
チークやシェーディングはブラシに取った後一度ティッシュに馴染ませ適量に調節する。(この一手間がないと、ボテッと色が付いてしまう)シェーディングは頬骨の下の影を増やす感覚で色を乗せる。顔の外から内にブラシを動かす。チークは可愛くしたいときは頬の真ん中から外、かっこよくしたいときは外から真ん中へ。ブラシで縁を描くようにブレンドして丸みを出す。

シェーディングは顔の影に色をつけるように、外から内にブラシを動かす。
Photo: KENTO MAKEUP

NGその⑧ 眉頭からしっかりアイブロウを入れる
眉頭をしっかり描いてしまうとナチュラル感が減ってしまう。まずブラシで毛並みを揃え、眉毛の隙間に影を入れるように薄めの色を入れるとナチュラルに形ができる。入れた色を外に向かってぼかしてブレンディング。

NGその⑨ グロスを塗りすぎる
リップやグロスは唇の真ん中から外に向かってブラシを動かし色を乗せる。グロスの場合はふわっと上下ひと筆ずつ流すように塗れると。色が濃くてもボテッとせずスッキリと見える。

《完成》

顔の左側がOKメイク、右側がNGメイク
Photo: KENTO MAKEUP

詳しいメイクの仕方は動画をチェック。他にも、KENTOYouTubeチャンネルでは基本のメイクや流行りのメイクの仕方などを動画で詳しく解説している。

KENTO UTSUBO プロフィール:
神戸生まれ神戸育ち。美容師を志すも、プロも挑戦するコンテストで2位に入賞したことをきっかけにメイクの道へ転向。美容学校を卒業後渡米し、雑誌やファッションショーの仕事などをこなし2013年に独立。これまでにメイクを手がけたセレブはヘイリー・ビーバーやトミー・ドーフマンなど数知れず。現在はメイクアップアーティスト・「kentina」のファションデザイナー・ユーチューバーとしてマルチに活躍。

■YouTube
KENTO MAKEUP/ケントウツボ
https://youtube.com/c/KENTOMAKEUP

■Instagram
@kentoutsubo
https://instagram.com/kentoutsubo

■kentina Instagram
@kentina_official
https://instagram.com/kentina_official

■HP
https://kento-create.com


「世界で活躍!メイクアップアーティストKENTO UTSUBOのコスメニュース」は毎週水曜、ウェブサイトに掲載。