トルコ地震、死者7300人

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共同通信
7日、トルコ南部アダナで、倒壊した建物のがれきから生存者を捜す人々(AP=共同)

 【アダナ(トルコ南部)、カイロ共同】トルコ南部を震源に6日発生した大地震で、被災したトルコ、隣国シリアの当局などによると死者は7日までに両国で7300人以上となった。トルコには各国救援隊が次々と到着し、シリアにも援助物資が届き始め、国際支援が本格化している。8日午前4時17分(日本時間同10時17分)ごろで発生から48時間となり、懸命の捜索作業が続いている。

 負傷者は両国で3万5千人以上となった。両国では倒壊した建物に取り残された人も多く、被災地域は広範囲に及んでいる。被害の拡大が危惧されており、全容の把握に時間がかかる恐れもある。

 トルコの死者は、当局によると5434人。トルコには欧州から千人以上の救援要員が到着し、多くの救助犬も派遣された。

 エルドアン大統領は7日、70の国と14の国際機関から支援の申し出を受けたと明らかにした。日本の国際緊急援助隊・救助チームの先発隊も7日にトルコ入りした。