臓器あっせん、契機は中国

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共同通信
警視庁がNPO法人「難病患者支援の会」から押収した、診断書などがまとめられた名簿=9日、警視庁蔵前署

 ベラルーシでの臓器移植を無許可であっせんしたとして、臓器移植法違反の疑いでNPO法人「難病患者支援の会」(東京)の理事菊池仁達容疑者(62)が逮捕されてから14日で1週間。警視庁は海外移植を希望する患者とみられる約150人分の名簿を押収。契機となった中国での仲介など実態の解明を進める。希望者を長年募集しているが、無許可の業者は厚生労働省の調査権限が及ばず、識者は臓器移植法の不備を指摘している。

 厚労省は許可を受けた業者には立ち入り検査ができるが、移植法には無許可業者に対する規定がない。角膜を除く臓器のあっせん業の許可を受けているのは日本臓器移植ネットワークだけだ。