NY株反発、108ドル高

02/23/2023

　【ニューヨーク共同】23日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発し、前日比108.82ドル高の3万3153.91ドルで取引を終えた。朝方発表された2022年10～12月期の実質国内総生産（GDP）の改定値が2四半期連続のプラス成長となり、米経済が堅調なのを好感した買い注文が優勢となった。

　一方、物価高の抑制に取り組んでいる米連邦準備制度理事会（FRB）が景気を冷やすため利上げを長期化させるとの懸念はくすぶっており、上値は重かった。

　ハイテク株主体のナスダック総合指数は続伸し、83.33ポイント高の1万1590.40。