RELATED POST
NYPD、災害時のドローン活用で実験
音声メッセージで避難など呼び掛け

NYPD NEWSの公式ツイッター(@NYPDnews)より=7月17日
ニューヨーク市警(NYPD)は、気象災害時や緊急事態の発生時に、上空に飛ばしたドローンから市民向けに音声メッセージを届ける実験を始めた。洪水発生が予測されている今週末を前に、16日にはジョン・F・ケネディ国際空港に隣接するクイーンズ区内の公園でテストを実施。稼働状況や音声具合などについての確認作業を進めた。
NYPDは12機以上のドローンを所有しており、その多くは監視目的で使用されているという。自らを「技術オタク」と称するアダムズ市長は、NYPDが事件現場などに試験導入した犬型ロボット「デジドッグ」をはじめ、最新機器の導入に意欲的な姿勢を示している。
NYPDによれば、ドローンを通じて音声メッセージを送信することで、洪水被害が見込まれる地域の住民に対し、「外に出ずに屋内待機をするように」、「洪水地域を避けるように」などと呼び掛けることが可能だ。こうした情報は、住民にとっては生死を分ける恐れがある。先週起きたハドソン渓谷の洪水では、43歳の女性が洪水に流され死亡。2021年のハリケーン・アイダでは、ニューヨーク市内で浸水したアパート地下に水が流れ込み、11人が死亡した。 (16日、amニューヨーク)
→ 最新のニュース一覧はこちら←
RECOMMENDED
-
パスポートは必ず手元に、飛行機の旅で「意外と多い落とし穴」をチェック
-
アメリカで “サイコパス” が最も多く住む州とは、大規模な心理学調査で判明
-
NY・トライベッカのステーキハウスが「世界で最も美しいレストラン」の一つに
-
トレジョの限定「イチゴ」スナック7選、手軽なスナックからパンケーキミックスまで
-
NYの家賃が15%急騰…なぜ? 物件を載せない「影の市場」も登場
-
クイーンズにあるもう一つの「MoMA」、恒例の夏フェスが開幕!世界最先端の音楽とアートが交差する6日間
-
「人間の採用をやめろ」とあるアメリカのブランド広告がインターネットで大反響
-
ペットも家族の一員、NYで起きた犬の「交通事故死」裁判の行方は?
-
『ちょっと得するNY20年主婦のつぶやき』(7)毎日使う「まな板」の選び方と注意ポイント
-
世界最強パスポートはどの国? 日本2位、アメリカは9位に