処理水放出に理解示す声相次ぐ

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共同通信
東京電力福島第1原発の敷地内に並ぶ処理水のタンク=1月

 【ウィーン共同】ウィーンで開かれている2026年の核拡散防止条約(NPT)再検討会議の第1回準備委員会で8日、東京電力福島第1原発の処理水海洋放出計画に理解を示す声が相次いだ。中国は処理水を「汚染水」と呼び、引き続き反対する姿勢を示した。

 放出計画については、国際原子力機関(IAEA)が「国際的な安全基準に合致する」との報告書をまとめている。英国はIAEAの評価を「信用する」と強調。イタリアは「科学的証拠に基づいた」日本とIAEAの取り組みを「歓迎する」と指摘した。米国やオーストラリアなども放出計画に理解を示す内容の発言をした。

 日本は理解を示す声に謝意を表明した。