NYで最適な公立校を選ぶには 子供の適性確認と学校訪問は必須

 

NYで最適な公立校を選ぶには

子供の適性確認と学校訪問は必須

 

7日に新学期が始まる市内の公立小学校 / Photo:本紙 = 9月5日午前撮影

 

ニューヨーク市には32学区があり、公立校は1700校を超える。子供に最適な学校を選ぶのは一苦労だが、5日付のニューヨーク・タイムズは専門家のアドバイスをまとめた。

まず子供の適性を確認すること。興味、学校の規模や校則の程度も考慮して12校程度の希望校を選択し、優先順位を付ける。その際、教員の質や校長に注目。リーディング、ライティング、算数・数学をどのように教えているかが重要だ。プレスクールや低学年では、教員が育成に熱心か、子供が楽しんでいるかを見極めたい。高校生は通学時間、始業時間、課外活動、支援活動も確認する。

情報源としては非営利団体のサイトhttps://insideschools.org/や市教育局の学校情報サイト(https://tools.nycenet.edu/dashboard/)が便利。実際に訪問してみることは必須。生徒が積極的に授業に参加しているか、どんな本が並んでいるかなどを確認したい。校則違反や心のケア、障害のある生徒にどう対応しているか、例を挙げて説明してもらおう。

申し込みは、専用サイト(https://www.myschools.nyc/en/)で。プレスクール、小学校は通常在住するゾーン内の学校に通う。中学校は選択肢が広まる。高校は市内どこの学校に申し込んでも構わない。中高の5校に1校は成績で選抜する。エッセー、面接、入学試験を使うケースもある。全ての公立校で障害のある生徒も受け入れる。重度の場合はディストリクト75で特殊教育を受けることもある。

 

手続きだけでなく、新学期の準備は父母には大変 / Photo: Keiko Tsuyama


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