イスラエルとパレスチナの支援者、
市内で対立
一触即発の恐れに警戒必要
パレスチナ自治区ガザを支配するイスラム組織ハマスが7日、イスラエルを攻撃し、イスラエルも報復を開始した。ニューヨークでは9日、ミッドタウンの国連本部近くにあるイスラエル領事館前に双方の支援者、数百人が前日に続いて集結。対峙を繰り返した。
「皆殺しにしなければならない。我々の国から出ていけ」とパレスチナ支援者が叫ぶと、イスラエル支援者は「お前たちはテロリスト」「死ね」と応酬。「人種差別者イスラエルへの支援をやめろ」と書かれたプラカードを手にしたジェシーさん(45)は「我々は反撃する権利がある。テロではない」と主張した。
イスラエル人の自己防衛グループを率いるカレン・リヒトバウムさんは「母国が攻撃を受けている。傍観者ではいられない」と話す。外出して対峙に出くわしたアニタ・クーパーさん(66)はイスラエルと米国の二重国籍を持つ。「ハマスは異端組織。イスラエル人として憎むべきはハマスであって、イスラム教徒ではない」と語る。
一部は3番街をデモ行進。ニューヨーク市警(NYPD)の白バイを無視して、車道にあふれていた。タイムズスクエアでは8日、パレスチナ支援者がイスラエルの国旗を燃やし、ホークル・ニューヨーク州知事やアダムズ・ニューヨーク市長が批判している。両者の対立は一触即発の恐れもあり、市民は十分な警戒が必要だ。(9日、ニューヨークポスト)
Protesters in Standoff Following March Through Midtown @CitizenApp
E 39th St & 3rd Ave Oct 8 1:59:12 PM EDT
Protesters in Standoff Following March Through Midtown @CitizenApp
E 39th St & 3rd Ave Oct 8 1:59:12 PM EDT
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