「国家の根幹を崩しかねない」

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共同通信
滋賀県東近江市役所で取材に応じる小椋正清市長=18日午前

 滋賀県首長会議で不登校対策をテーマに議論をしていた際に、東近江市の小椋正清市長(72)が「文部科学省がフリースクールを認めてしまったことにがくぜんとしている。フリースクールは国家の根幹を崩してしまうことになりかねない」と発言していたことが18日、県や同市への取材で分かった。

 東近江市によると、会議後には報道陣に対し、不登校は親の責任だという趣旨のことを述べていた。小椋市長は18日、市役所で取材に応じ事実関係を認め「会議の中で言葉足らずになり、アグレッシブな言動になった。言い過ぎたかもしれない。問題提起したつもりだった」と釈明した。

滋賀県東近江市の小椋正清市長