イスラエル、ガザ攻撃強化

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共同通信
22日、イスラエル軍の攻撃を受けた建物から救出される子ども=パレスチナ自治区ガザ南部ラファ(AP=共同)

 【エルサレム共同】イスラエル軍は21日、パレスチナ自治区ガザ北部のイスラム組織ハマス拠点への攻撃強化を発表した。中東の衛星テレビは、ガザで21日から22日にかけて軍の空爆が相次ぎ50人以上が死亡したと伝えた。軍は22日、ヨルダン川西岸のハマスが関係するモスク(イスラム教礼拝所)の地下施設を空爆したと発表した。ガザでは21日に初めて人道支援物資が搬入された。近く第2陣が搬入される可能性がある。双方の死者は22日、計6千人を超えた。

 ハマスは21日、人質の女性2人を人道上の理由で解放すると仲介役カタールに伝えたが、イスラエル政府が受け入れを拒否したと通信アプリで発表した。20日の米国人2人と同じ手順で22日に解放する準備ができていると主張した。イスラエル首相府は「虚偽のプロパガンダだ」とし、関与しないと反発した。

 ガザには21日、トラック20台分の支援物資が搬入された。国連開発計画(UNDP)など国連5機関は、搬入された物資は「十分と言うには程遠い」と批判し、継続を求める声明を出した。