「メイプル祭アート作品展2023」 ニュージャージー日本人学校

 

「メイプル祭アート作品展2023」

ニュージャージー日本人学校

 

英文の作品キャプションは、全て生徒により翻訳されている。

ニュージャージー日本人学校(ニュージャージー州オークランド市)では、10月に行われた文化祭「メイプル祭」でのアート作品を、紀伊国屋書店NJ店のご協力により同店入口とミツワマーケットプレイスNJ店内へ展示、“メイプル祭アート作品展2023”として3週間にわたり開催した。

今年度のアートテーマは「INFLUENCES(影響)~私たちの作品を形作るモノ~」。キャンバスに絵の具を飛ばすスプラーッターペイントで英文ポスターにも使われた9年生の共同作品「十人十色」を中心に、個性豊かな作品が並び、見ごたえのある作品展となった。

ピカソにより創始されたキュビズムを模倣して描いた自画像、好きな色にシリコンオイルを加え色の層を広げるたらしこみアート、様々な絵の具を使い描いた蛍の飛ぶ夕方の風景など、素晴らしい色使いの絵が並び、他にも木版、サークル糸網みやジュエリーなど作品の種類も多岐にわたった。ニュージャージー日本人学校のアート授業は、20年にわたり現地講師Kerry Harrisにより1~9年生全学年に英語で行われており、独自の課題作品選びや制作手法などは保護者からの評価もとても高い。

展示会場では立ち止まってショーウィンドーを熱心に見る現地の人も多く「この桜の絵は、やわらかい色合いがとても日本的だと思うし、HAIKUも素敵だわ」と話してくれた。家族で訪れた写真を撮る生徒も多く「たくさんの人がみてくれてとても嬉しい。」「ケリー先生のアートの授業は楽しくて大好きなので、来年ももっとがんばろうと思う。」などの感想が聞かれた。

今回学校外でのアート展示は初めての試みであったが、児童生徒たちの個性溢れる完成度の高い作品が多くの人の目に留まる機会となり、素晴らしいアート作品展となった。
記事、写真提供:ニュージャージー日本人学校

木版、サークル糸編みなど、色とりどりの作品が並んでいた。


最新のニュース一覧はこちら←

 

 

タグ :