NY市内各地で数千人が抗議デモ ガザ攻撃の停戦求める

 

NY市内各地で数千人が抗議デモ

ガザ攻撃の停戦求める

 

イスラエル・ハマスの紛争をめぐり、ニューヨークでは毎日のように抗議活動が行われている。写真は今月初旬に行われた親パレスチナ派のデモ / Photo:Kumiko Ito=11月4日

 

イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザ北部への地上侵攻を続ける中、ニューヨーク市内で17日、数千人が街頭に繰り出し、抗議デモを展開した。親パレスチナ派のデモ隊は、ガザ砲撃の停戦を要求する横断幕や看板を掲げた。ニューヨーク・タイムズが報じた。

デモは、ユニオン・スクエアやマディソン・アベニューのJ.P.モルガン・オフィス、国連本部近くのホークル州知事のオフィスなど、市内のさまざまな場所で数百人規模による集会が開かれた。各地のデモ隊はその後、ブライアント・パーク近くのニューヨーク公共図書館で合流、ミッドタウンを行進した。参加者は、パレスチナの旗を振りながら「今すぐ停戦せよ」などと書かれた手作りの看板を掲げ、「フリー・パレスチナ」と唱和した。群衆の隊列は数ブロックに及び、ペンステーションやニューヨーク・タイムズ・ビルの前で一時停止した。

参加者からは「この集会によって、米国によるイスラエル支援を打ち切られることを望む」、「反ユダヤ主義が、イスラエルに反対する発言と混同されるという恐ろしいことが起きている」などの声が上がった。イスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘が始まって以来、ニューヨーク市内では、コロンビア大学など複数の大学キャンパスや、自由の女神、グランド・セントラル・ターミナルなどで抗議デモが行なわれている。

 

 

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