Double Dutch Holiday Classicで準優勝 育英ダブルダッチチーム

 

Double Dutch Holiday Classicで準優勝

育英ダブルダッチチーム

 

スピード部門の様子

今年もブラジル、日本、香港などの世界各国から出場者が集うDouble Dutch Holiday Classicが12月3日(日)にマンハッタンのアポロシアターで開催され、ニューヨーク育英学園ダブルダッチクラブの複数チームがスピード部門でシングルス、ダブルス部門で上位入賞した。  

同大会に十四回目の出場となるニューヨーク育英学園は、その活躍ぶりから大きな注目を集めていた。  

ダブルダッチとは二本の縄を使って行う縄跳びで、二人の回し手が回す縄の中でスピーディに跳んだり、パフォーマンスを行うスポーツ競技である。主な競技部門は2分間で跳んだ回数を競うスピード部門と、自由にアクロバット技を組み合わせるフュージョン演技部門。日本でも地方大会から全国大会まで開催されており、オリンピックの競技種目になるために世界中で人気が高まっているスポーツである。  

同クラブの顧問を務めるのは、ダブルダッチの国際大会で数多くの優勝経験を持つ笠間将平教諭と加藤義隆教諭。2人とも培った経験をもとに、充実したダブルダッチの指導にあたっている。  

2019年度以降となる、久しぶりにフュージョン部門に参加したチームSAKURA。フュージョン部門に初めて参加したメンバーは全員、ステージの上に立ってみると、予想以上の視線に緊張した表情だった。いざ始まってみると、ミスはあったものの徐々にステージを楽しむ表情に変わり会場を多いに沸かした。  

中学生でありながらハイレベルな大人の部門に出場した、チームNINJAの井上 櫂くん。現地校との活動を両立させながら本番を迎えた。昨年度同大会で悔しい思いを噛み締めていただけに誰よりも強い思いがあったようだ。本番では一度もミスをせず、大台となる300回を超えた320回という記録を叩きだし、堂々と上位入賞を果たした。  

4、5年生混合チームのSAMURAIのメンバーは、本番に強い一面を見せ、シングルス、ダブルス共に準優勝を果たした。数ポイント差で優勝を逃した子ども達は「悔しい。」と一言いうものの、トロフィーをもらえた事実には非常に嬉しい様子であった。  

今年も幼児部ダブルダッチクラブに在籍している園児から学園職員にいたるあまで多くの観客が集まった。また、保護者率いる応援団も発足し、盛り上がりを見せた。  

昨年に引き続き、学園内の部員は幼児部を中心に増加し、月、火、土曜日のダブルダッチクラブ活動とともにいずれも人気となっている。ダブルダッチは、瞬発力・持久力・チームワーク等が養えるため、幼児や小学生にも人気が高い。今後のニューヨーク育英学園ダブルダッチの活躍に期待が高まる。

(記事、写真提供:NY育英学園ダブルダッチチーム顧問 笠間将平)

スピード部門のシングルス、ダブルスで準優勝したNY育英学園の子供たち


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