学生の姿を見て生きがい 学校ボランティアの重要性を体験

 

学生の姿を見て生きがい

学校ボランティアの重要性を体験

 

ボランティアが社員や企業の成長につながるー。日系金融機関三井住友銀行(以下、SMBC)は、経営理念の一つに「社会課題の解決を通じ、持続可能な社会の実現に貢献する」を掲げ、勤勉で意欲的な社員の社会貢献への取組がその社員の成長につながるとの考えの下、グローバルにボランティア活動を含めた社員の社会貢献活動を積極的に支援している。  

ニューヨークにおいては、久保克之氏(米州本部副本部長 執行役員 チーフ・オブ・スタッフ)が、この夏よりニューヨーク教育審議会理事会会長に就任し、教育現場におけるボランティア活動にも参加している。  

この秋には、ニューヨーク補習授業校W校の運動会や授業参観、ニューヨーク日本人学校のキャリア講演会における通訳などのボランティア活動に、SMBC(及びグループ会社の)駐在員が参加した。今回は、実際にボランティア活動をされた方に、体験談をうかがってみた。

駐車場の誘導をする入江さん

入江堅治さん (米州営業第二部)は、補習校のイベントの日に駐車場及び校舎入口の誘導を行った。元々ボランティア活動には関心があり、自分の子供が通っている補習校のお役に立てればと思い、応募した。「アメリカではボランティアを始め様々なコミュニティ活動に参加するカルチャーが根付いていると思うが、日本ではそういった文化・慣習が浸透していないため、なかなか自然にボランティアをするという感じにはならないと思う。また、いざやろうと思っても恥ずかしさなど、多少の抵抗もあるのではないか。参加者が増えればそういった抵抗も減ると思うので、周りにも声を掛けると共に、また時間が許せば、再度参加しようと思う」と話す。

 

 

来校者の身分確認をする山本さん(右)

山本紗耶香さん(JRI America, Inc.)は、NY補習授業校W校で授業参観日のボランティアとして、学校周辺の交通整備と、来校者の身分確認、また早退児童の管理を支援した。きっかけは3点ある。第1に、マンハッタン外の街/生活の様子を知りたいと考えたという。マンハッタンに住んでいるが、アメリカで勤務するこの機会に、郊外での生活環境にも実際に触れてみたいと考えた。第2に、アメリカにおける教育/学校環境について知りたいと考えたという。当地の治安事情とともに教育環境のセキュリティ意識の高さについて事前に学び、実際に学校に訪れてみて、その取り組みを目にすることができればという目的があった。  

第3に山本さんは、新たなコミュニティへの参加を求めていた。仕事や個人で広げられるコミュニティには限界があり、全く違う分野やバックグラウンドを持つ方々と接点を持つ良いきっかけを探していた。 結果的に、狙いの3つを全て満たすことができたという。最寄りの駅から学校まで15分の道のりを歩き、マンハッタン内とは全く違った家々の様子を見た。ハロウィン前の住宅のデコレーションも楽しんだ。 今回のボランティアでは学校のセキュリティの高さに一番驚くとともに、自身の担当であった来校者の身分確認に高い重要性を認識して臨むことができたという。付近の学校で実際に事件があったことも聞き、ニュースでしか見ることのなかった当地の治安事情の一端を目の当たりにした。充実した時間を過ごせたという手応えも得た。

 

 

トラックの線引きをする守川さん(中央)

守川航輔さん(米州ガバナンス統括部)は、ニューヨーク補習授業校W校の運動会に、ボランティアとして参加し、土曜朝7時ごろから運動会の準備として、トラックの線引きなどを手伝った。社内でのボランティア募集メールで、自分の“Comfort Zoneから一歩踏み出す”という言葉に魅かれて応募した。  守川さんは、小学校の5年半をニュージーランドで過ごし、補習校に通っていたが、運動会を経験したことがなかった。運動会当日は想像以上に盛況で、子供たちだけでなく参加者全員が楽しんでいる様子を見ることができ、充実した時間を過ごすことができたという。「今後も色々なボランティア活動に参加し、NYでの生活を充実したものにしていきたいと思う」と語った。

 

 

講演会で通訳をする本島さん(左)

本島義輝さん (米州営業第二部)は、ニューヨーク日本人学校での在ニューヨーク韓国総領事の講演会で通訳のボランティアをした。総領事が「なぜ韓国にはBTSとBLACKPINKができたのか」という題名で中高等部の生徒約50人に英語で講演、本島さんは日本語で通訳した。  

本島さんは幼少期、ニューヨーク・ライに住んでいたため、ニューヨーク日本人学校は身近な存在。元々教育にも関心があり「少しでも自身の経験や知識を活かし将来の日本を担う学生のために貢献したいと思っていた」と話す。米国人上司に相談した際も「地域活動は重要だからもちろん行っておいで」と快く送り出してくれ、アメリカ社会のボランティアに対する意識の高さを感じた。 「韓国/日本の領事館や日本人学校/教育審議会と普段関わる機会がないので良い経験になった。何よりも、興味深く講演を聞いていた学生のいきいきとした姿を見てとてもやりがいを感じた。改めてニューヨークに住む日本人が地域の若い子供たちのためにできることは多いのではないかと思った」と語った。


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