全国物価、23年は3.1%上昇

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共同通信
総務省

 総務省が19日発表した生鮮食品を除く全国消費者物価指数の2023年平均(20年=100)は、前年比3.1%上昇の105.2となった。伸び率は22年の2.3%から拡大し、第2次石油危機の影響で3.1%上昇した1982年以来41年ぶりの大きさ。原材料価格の上昇や需要増加を背景に、商品やサービスの値上げが広がり、家計の重い負担となった。

 同時に公表した23年12月の生鮮食品を除く消費者物価指数は、前年同月比2.3%上昇の106.4だった。伸び率は2カ月連続で鈍化した。