トランプ氏連勝狙う

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共同通信
22日、米東部ニューハンプシャー州ラコニアで演説するトランプ前米大統領(AP=共同)

 【マンチェスター(米東部ニューハンプシャー州)共同】11月の米大統領選で共和党候補指名争いの第2戦、ニューハンプシャー州予備選の投票が23日始まった。初戦の中西部アイオワ州党員集会で圧勝したトランプ前大統領(77)が優勢を維持、連勝を狙う。一騎打ちとなったヘイリー元国連大使(52)が追う展開だ。即日開票され、結果は日本時間24日に判明する見通し。

 最新の世論調査でもトランプ氏が約20ポイント差をつけてリード。21日に撤退したデサンティス・フロリダ州知事(45)も推薦に回り、追い風となっている。穏健派が多いニューハンプシャーに照準を合わせてきたヘイリー氏が勝利か接戦に持ち込めなければ先行きは厳しくなり、撤退圧力が高まるのは必至だ。

 トランプ氏は22日、同州ラコニアの集会で「明日1人去り、11月にもう1人去ることになる」と述べ、予備選と本選の両方で勝利すると語った。ヘイリー氏は州都コンコード近郊の集会で「さらなる狂気を求めるのか、新世代の指導者を求めるのか、どちらかの選択だ」と支持を訴えた。