ワリエワ失格で日本に銀メダル

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共同通信
2022年2月、北京冬季五輪のフィギュアスケート団体女子SPで演技するROCのカミラ・ワリエワ=北京(共同)

 【ジュネーブ共同】国際スケート連盟(ISU)は30日、2022年北京冬季五輪のフィギュアスケート団体で3位だった日本が、カミラ・ワリエワ(ロシア)のドーピング違反による失格を受けて銀メダルに繰り上がると発表した。ワリエワがメンバーだった1位のロシア・オリンピック委員会(ROC)は失格とならず、銅メダルを獲得する。

 ISUはワリエワが演技していずれも1位だったショートプログラム(SP)とフリーの順位点(10点)を無効とし、4種目合計65点で2位だった米国が金メダルに繰り上がった。63点の日本が2位で、74から54に減点されたROCが3位。53点のカナダは4位のままとなった。