ウーバーに制裁金16億円

Published by
共同通信
2019年、ニューヨーク証券取引所に表示されたウーバー・テクノロジーズのロゴ(AP=共同)

 【ブリュッセル共同】オランダ当局は31日、配車大手ウーバー・テクノロジーズによる運転手の個人情報の取り扱いを巡り、透明性に欠けているとして1千万ユーロ(約16億円)の制裁金を科したことを明らかにした。欧州のメディアが報じた。

 フランスの運転手170人が人権団体に苦情を申し立て、ウーバーが欧州拠点を置くオランダの当局が対応。個人情報の保存期間や、個人情報を欧州経済地域(EEA)外に送信する際のセキュリティー対策を明確にしていないと指摘した。