三幸製菓幹部を書類送検へ

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共同通信
火災があった三幸製菓の工場=2022年2月、新潟県村上市

 2022年2月、米菓大手「三幸製菓」の新潟県村上市にある工場で6人が死亡した火災で、県警は2月上旬にも、業務上過失致死傷の疑いで会社幹部らを書類送検する方針を固めた。31日、捜査関係者への取材で分かった。

 総務省消防庁は昨年3月、乾燥機内のせんべいかすが高温になり発火し、天井に燃え移って火が広がったとする調査報告書を発表。報告書は、消防訓練を受けていなかった従業員がいたとも指摘していた。

 工場ではこれ以外にも菓子くずなどが原因とみられる火災が8回発生。県警は工場や新潟市の本社を家宅捜索し、幹部らから事情聴取してきた。