指名手配の暴力団幹部を逮捕

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共同通信
金成行容疑者(長野県警提供)

 長野、愛知両県警の合同捜査本部は1日、長野県宮田村で2020年に同じ組織の暴力団幹部に発砲して重傷を負わせたとして殺人未遂容疑で指名手配していた住所不詳、指定暴力団絆会幹部金沢成樹こと金成行容疑者(55)を仙台市内で逮捕した。

 長野県警によると「(金容疑者と)似た人物を見かけた」と匿名の情報提供があり、仙台市の建物内に1人でいたところを長野県警の捜査員が逮捕。使用された拳銃は見つかっていない。県警は、暴力団の移籍を巡るトラブルがあったとみており、逃走の経緯についても調べる。

 逮捕容疑は20年9月、宮田村の店舗駐車場で絆会の男性幹部(51)の左脇下を拳銃で撃って殺害しようとした疑い。